一昨日に初めて食べた茴香餃子をご紹介します。
茴香(ういきょう)ってのは、英語?ではフェンネルのことやそうですな。
フェンネルシードってのは、たしか以前にカレーのスパイスを分けて貰うた時に入ってた気がしますが、単体でどんな香りや味のするモンかはイメージ出来ませんわ。
茴香がどんなもんか分かってもおらんモンが、いきなり茴香餃子なんていう珍しいモンをよう作る訳がありません。
今回の餃子は前にもラグマンなど初めての料理ばかりを頂いたfuyongさんからまたしても送っていただいたんです。
メールで「食べてみませんか?」って声を掛けて頂いたんですが、さすがに厚かましいんやないか・・・とは思ったんです。
でも、茴香の餃子っていう自分のイメージ出来ないものを食べるチャンスだと思うと、返信ではあっさりと「ありがとうございます」と書いてしまいました。
冷凍の宅急便で送って頂いたのが一旦11日の午前中に届いてました。
ただ、この日は運転手で外に出てたのでその時は受け取れず、不在票が入ってたので、再配達を依頼して3時頃受け取ったんです。
受け取ったその日の晩メシでさっそくいただくことに。
*fuyongさんから頂いた「茴香餃子」
しばらく前に中華食料品店で初めて中国の「鎮江香醋」って黒酢?を買うてみたんです。
中国つながりで、味見を兼ねてそれを出してみました。
まずは、そのまま何も付けずに味見をしました。
豚肉以外にほんのとりと香りがあったんで、それが茴香やと思うんですが、そんなにキツくもないし、イヤなニオイではなかったんでホッとしました。
せっかく頂いたのに、苦手なニオイで美味しく食べられんかったら申し訳ないですからねぇ。
パスティスやアクアヴィットってなアルコール類や五香粉に入ってるそうで、いつのまにか香りに慣れてたのかもしれませんね。
香醋は独特の風味がキツかったんで、時々は付けてみましたが、ほとんどなんにもなしで頂きました。
*茴香餃子の中身はこんな感じ
食いさしで申し訳ないですが、中身の感じも見てもらおうかと思いまして・・・。
ハーブやから細かくちょっぴり入ってるのかと思ってましたが、こんな感じで野菜のようにしっかり入ってました。
頂いたメールでの説明によると
> 茴香は北京では夏場のほんの短い期間にしか出回らない野菜で、
> 老北京(=北京子)は「暑さを乗り切るための薬だから」と、
> 餃子や包子などの具財にして食しているようです。
とのことで、季節感があるものでしかもハーブっていうより「野菜」の扱いなんですねぇ。
茴香は、歯応えもシャリ?って感じでちゃんと存在感を示してました。
日本の街場の中華料理屋であるような餃子の皮ではなく、もっちりして厚みがあって食べ応えもしっかり、そして中身は独特の風味。
こういう餃子を食べると本場中国に旅して食べてるような気分になりますねぇ。
しっかりと噛みしめるように味わいながら、楽しませて頂きました。
こんな現地っぽい雰囲気の貴重なもんをいただき、本当にありがたいことです。
外食をそんなにしてないんで、初めてのものを食べること自体が喜びですからねぇ。
「fuyongさん、美味しかったでーす!!」
「珍しいものを、ほんとにありがとうございましたー!!」
この日は餃子を食べてから、仕込んでたスーチカー(沖縄の塩ブタ)を茹でることに。
まず塩の入り具合をチェックするために、塊の三枚肉を真ん中でぶった切って1枚スライス。
そいつをフライパンで焼いて味見をすると、そのままではそこそこ塩辛目。
昔の塩鮭って感じやったんで、今回は塩抜きはパスしてそのまま茹でることに。
1時間程茹でて出来上がり、出来たヤツもさっそく一枚スライスして味見。
餃子に続いて、豚肉ばっかり食べる夜になりました。
ちなみ、スーチカーは一晩冷蔵庫に置いて冷たくなってから、昨日の夜にスライスして冷凍しました。
そのままつまみにもええし、料理にも使えるんでご機嫌です。
*朝イチの体重:57.0kg弱(天ぷらくったけど、体重は楽勝やった)
2010年06月13日
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餃子の皮についてご説明を。
私は強力粉100%でこねますが、薄力粉1:強力粉3や、半々で作る人もいます。
お好みで調節出来ますが「グルテン」をしっかり引き出すように捏ねるのがコツですね♪
ブログは私にとっては「記録」の部分が大きいので、どうしても残しておきたくて記事にさせていただきました。
プライベートで頂いたものを記事にした件はどうかお許し下さい。
> 私は強力粉100%でこねますが、薄力粉1:強力粉3や、半々で作る人もいます。
> お好みで調節出来ますが「グルテン」をしっかり引き出すように捏ねるのがコツですね♪
私は粉モノのことは全く疎いんですが、達者な方はそれぞれ流儀があるんですねぇ。
なんて言われちゃったらどうしましょ?
大阪粉モンツアーのガイドをお願いしようと思っていたのですが(^^;)
中華のホンモノを知ってはる方に「粉モン」呼ばわりしたことはご容赦を。(^^;)
大阪の粉モンとは全く別もんやと理解しておりますので失礼をお許し下さい。
ご用命があればいつでも運転手くらいはさせて頂きたいものです。
記録の部分が大きく、ブログの記事として他の方にも見て貰いたい気持ちもあるからです。