2009年11月02日

第12回讃岐うどん巡り その2

先日行ってきた香川での讃岐うどんツアーの後編をアップさせて頂きます。

 前編はコチラからどうぞ。

3軒目の斉賀製麺所を出たのが9時25分でした。

ishさんが周りはる時は、一軒行ったら次の店まである程度時間を空けるパターンやそうです。

私はそれぞれの製麺所系の開店時間のズレを使って、順に開店直後に入るように組むことが多いので午前中のしかも前半が立て込みがちなんです。

ヘタすると開始から1時間で4軒てなハイペースになる可能性もあります。
 *極端な例なら、池内→赤坂→山越→田村(→松岡)とかね。


今回は3軒をかなり短時間で回ってしまったんですが、ちょうどええクッションを用意してました。

ishさんがお勧めの某地元系スーパーへ、買い出し等に出かけたんです。


斉賀から私なら大通りに戻ってから少し遠回りして向かうトコですが、またナビの実力を信用して最短距離で。

休憩がてらスーパーをチェックすることにしたので、ここで私は出発が朝早過ぎて行けなかった某小部屋へ。

まだ胃に余裕はあるけど、胃から先もスペース空けときゃまだまだ攻められぞーっと、気分も一新。



そのスーパーでは地元民向けのうどんの生麺がえらく安くで並んでました。

前回買うて帰ったら実家のオカンが喜んでたんで、オカンの分と今回は妹一家にも買うて帰ることに。

お土産用じゃない普段用だけに消費期限が2〜3週間しかないのでアホほどは買えませんけどね。




地元民向けうどんをお土産に

*地元向けの生うどんをお土産に

手前の「さぬきの夢2000」を使ってるヤツが2人前ぐらい入ってて208円。

そして後ろのヤツは250g入りで144円という安さ。

こっちはなかなか置いてる店が少なくて、置いてても今回の店ほど数がないんやそうです。

地元の人間でもないのにどのスーパーにならたくさんあるかを調べるishさんってスゴイですねぇ・・・。(^^;)

左側のラベルもなんもないのが斉賀の持ち帰り用生麺です。

右っかわのいりこだしは、ishさんが香川で買うて家でも使ってるって言うてはったヤツ。

関西でも味の素なんかのいりこだしの粉末って買えるけど、せっかくなんで香川県民が使こうてるヤツを買うてみました。

作ってるのは山口のメーカーですが、販売者名が行ったスーパーの名前になってたんで、PBなんでしょうかね。





スーパーを10時に出発。今回のツアーの中で一番のチャレンジ物件に向かいました。

私はルート的には少し遠回りになるけど、地図を見んでも行けるような走り方を予定しました。

ところが、ナビにとっちゃ分かりやすさなんか関係ないから、ちゃんと最短で行こうとするんですねぇ。

ちなみに私は西の方から国道11号線をズーッと走って、高松駅などの中心部に向かう道と交わる「上天神」の交差点を越えて、「三条」の交差点を右折し県道280号線(旧塩江街道)に入ってひたすら南へ走る予定でした。


結局ナビの指示に従ったんで、三条の交差点よりだいぶ南で県道280号線に入りました。



コトデンの線路を越えたらすぐのハズやったんで、そこからはナビより手前ぇの目を頼りにチェック。

かなりデカイ目印を覚えてたんで、まず大丈夫やろうと思ってたんですが、目印の看板がなくなってたのは皮肉なモンです。

「あぁ、アレが看板のあったとこや」ってすぐ分かったんで、無事着きましたけどね。

 *到着10時51分。斉賀からの移動距離32km




橋本製麺所の目印のファミリマートの看板がなくなってた

*目印のファミリーマートの看板があった場所

看板のすぐ奥に見える茶色建物が今回目指した「橋本製麺所(参考HP)」です。

ここのことは前のブログでネタにしたんですが、4年前のその時は麺がなくてフラレたんです。

ずっと「いつか食うたるぞー」って思いながらも、その時以来単独のうどん巡りをやってなかったんで他のメンバーに遠慮して攻めるチャンスがなかったんです。

ishさんはうどん巡りに慣れてはるから、うどんの味や質のどうこうと関係なく「行くことに価値がある」ってな店のオモロサにつき合ってくれはるやろうと思い、今回のコースに入れたんです。



「行くことに価値」があるってのは、まず店の外観にポイントがあります





とても製麺所に見えない「橋本製麺所」

*とても製麺所に見えない「橋本製麺所」

店の立地自体は幹線道路?ぞいやから、そないに特殊ではありません。

せやけど、こんな見た目の店にうどんを食べに入っていきますか、フツー?

S級の「彦江」も知らんかったら間違いなく素通りしますし、青い屋根の谷川もうどん屋っぽさはゼロ。

まぁそういう「うどん屋に見えん度」でランクをつけたら、ここもかなり上位に行くんやないでしょうか。

写真のガラス戸に2枚白い紙がありますが、そこに「そばもあります」ってなことが書かれてました。

以前はそんな紙もなかったんで、引き戸を開けて「うどん貰えますか?」って言うのにかなり勇気がいりました。



ちなみに、この製麺所は「さぬきうどん全店制覇攻略本」にも載っていません。

店が取材拒否して載ってないって場合もありますが、ここはそうではなく、お客がその場で食べるようになってないからなんです。

要するに、純粋な製麺所で玉売り専門ってわけです。

なのでココのヤツを現地で食べようと思ったら、どんぶりに箸から醤油、ネギに至るまで自分で持って行かんとあかんのです。





車からドンブリ鉢だけ持っていって、引き戸を開けるとおばぁちゃんが出てきました。

「うどんが欲しい」って主旨のことを伝えたんですが、しばらく反応なし。

「アレ?ほんまは見た目の通り普通の民家か?」って不安になったところで、奥からおじぃちゃんが登場。

ドンブリを二つ渡すと麺を入れて来てくれました。(一玉70円。)




無事にうどんにありついたんで、ほぼ目的達成と思いつつ車に戻りました。





ドンブリと箸、ダシ、ネギ、七味を持参

*家から持っていったうどんセット

ダシはぶっかけうどん用のダシ醤油と、普段使ってるめんつゆの2種類持っていきました。

畳が見えるのは、私のハイエースの荷室に敷いてるからです。

両側のスライドドアは開放して、車内の畳に腰掛けてうどんをシバイてました。



私は麺つゆで「ぶっかけうどん」

*私は麺つゆで「ぶっかけうどん」

ishさんはダシ醤油で行ってはりました。

ちゃちゃっとかき混ぜたら、さっそくズズッと。

麺はやや乾燥が始まってる気がしましたが、これまた家から持参してた水をちょろっと掛けてやると塩加減ともどもええ感じ。

ほんまは先に水で軽くゆすいでからダシを掛けようかとおもってたんですけどね。





で、何口か食べてると横に座ってはったishさんがボソッと一言。






 「えて吉、ショウガが欲しいなぁ」






ドッキーン!!




私も食べ始めてすぐショウガ要ったなぁと思ってたんです。


しかも、ショウガのことは忘れたんやなくて、家を出る間際まで迷ってたんです。

まず、家にチューブのショウガはないから、持っていくなら生のヤツ。

すりおろしたヤツは香りが飛ぶから、アウト。

皮付きの土生姜を持っていくなら、皮を剥くナイフがいるなぁ・・・・

当然、そのままじゃアカンから、すり下ろす道具もいるなぁ・・・・。

道具を使ったら、洗わなあかんなぁ・・・・。



「えーい、生姜はなしでええやろう。」


って結論を出してしまい、食べ出したら自分でも後悔しとったんです。

いつも車内泊やったりしてるし、こういう酔狂な遊びにちまちました仕込みをするのも平気。


せやのに、最後の最後で横着したら、きっちりishさんから突っ込まれてしまいました。(^^;)

 >ishさん 生姜がなくてすんませーん!!



作り置きの麺は正直言うて、情報を集めて回るうどん屋と較べるとだいぶ落ちてました。

でも、私は念願のマイ丼持参でのうどん食いが出来て大ハッピーでした。

ishさんも気ぃよくつき合うてくれたんでありがたいことです。







対面の目印「カーセレクト」は健在



ファミマの看板はなくなってましたが対面の車屋さんは健在でしたので、行ってみようって方はこの写真の「カーセレクト」ってとこを目印にされたらええと思います。





この記事を書いててふとした思いつきで「カーセレクト うどん」と検索。

私の前のブログ以外にもうどんネタがヒットしたんで、うどんのカルトクイズに使えそうですわ。

「山樋建設、カーセレクト、ヒューテック、香川県森林センター、グリーンハウス」に関係するうどん屋をそれぞれ答えよ。

なんてどうでしょ?

ちなみに某うどん屋に関係するグリーンハウスは今は更地、ヒューテックはまだあるか不明ですけどね。

こんな無駄な目印なんてカーナビで回る人には関係ないでしょうが、私にはけっこう重要なんですよねぇ・・・。






さて、橋本製麺所に続いては、事前にishさんからおすすめとして聞いてたお店です。


またナビの指示にに従って満濃町方面を目指しました。


今回は「その1」の記事の冒頭で書いたように、S級やそれに準じるトコはパスしました。

車の中では、ishさんとETC割引が始まってから土日や連休の有名店はえらいことになってるんやろうなぁなんてことを喋ってました。


次の店に向かって国道32号線を転がしてると、有名店巡りの起点となる「陶(すえ)」の交差点が近づいて来ました。

私が「山越の行列でも見物しましょうか」って半分冗談で言うたら、乗ってきてくれるのがishさんのええところ。

手前の池内は対面の路肩が広いトコに2台ほど車がいるだけで、静かな様子。

道路も車の量は少なくて、ごくありふれた香川の田舎道って感じ。

ひょっとして天下の山越もええかげん落ち着いたんかなぁなんて考えてました。

ところが山越へ向かう最後の角を曲がったら事態は一変。

近い駐車場の前にはガードマンが居って、満車やって身振り、周りもなんとなくワサワサと落ち着かん雰囲気。

山越の店からは当然のごとく手前の角まで行列。

その先はあんまり遠くまで伸びてないかと思ったら、前は駐車場?だった小さな空き地を使って行列がつづら折りになっとりました。

車を止めるわけに行かんので写真まで撮りませんでしたが、えらい行列でしたわ。


異様なモンを見たって思いで、行列の前を素通り。

その先の広場もどこのショッピングセンターやねんってくらいに車がビッチリ。



それにしてもナンボ釜玉発祥の店かしらんけど、あんだけの行列してまでよう食べようと思うもんですなぁ。

私らが通ったんは12時前ぐらいやったと思いますが、せっかくの香川まで来てうどん巡りのゴールデンタイムを行列で潰すなんて・・・・。

山越はもちろん、それなりに旨いですよ。私も3回も行ってるし、否定する気はないんですけどね。

他のS級も同じような行列やったらしゃあなかったかもしれんけど、なんか呆れてしまいました。





さて、山越の行列見物の後は、ナビに従ってそのまま知らん道を先へ。

そこを左折や、こんどは次を右折や、ほれもっぺん右折やってな感じでナビに翻弄されつついつの間にか現地近くへ。

あっちへ行け、こっちへ行けとうるさいと思わんでもないですが、うどん巡りはほんまに楽になりますねぇ。


最後は、3度目のishさんが


 「次の信号のない角を右折せぇ」

 
って言うてくれたんに従って、細い道へ突撃。


自分の生活圏以外で、信号もない路地みたいなトコに突っ込むって、ほんまうどん巡りだけですわ。

ほどなく、香川以外の商売人にはありえない立地のうどん屋に到着。

 *到着時刻 12時21分 距離35km
 
 
 
 
 
香川のうどん屋らしい立地の「山神」

*怪しい立地にある「山神」の店構え

ishさんおすすめの「山神(参考HP)」は、昼時でしたが混んでることもなくスッと席に着けました。





山神の値段表

*山神の値段表

席に座って、店の人に注文したら、品モンを持ってきてくれるから一応「一般店」になりますねぇ。

ishさんがイチ押しの醤油うどんの冷やを2つ注文。(220円)






ishさんおすすめの「醤油うどん」

*山神の醤油うどん

ドンブリが小ぶりなこともあって、テーブルに置かれた時はかなり量がすくなく感じました。

ishさんが前に来はった時の記事を読んでたんで、驚きませんでした。

掛けすぎないように注意して、控えめに醤油をタラリと回し掛けたらいただきまーす。

分度器で測っても90度ジャストなんちゃうかって思うくらい角張った麺が印象的でした。

イメージ的には断面が正方形って感じ。

ここまでカクカクしてなくてもええかなぁとは思うものの、舌触りやコシのタイプはかなり好み。

必死でアゴを使こうて噛みしめるようなんより、私はここみたいなタイプがええですねぇ。

スダチが添えてあったこともあって、さっぱりしてここの麺によう合うてましたわ。

ishさんがここを気に入ってはるってことは、けっこう麺の好みが似てるんかもしれませんね。

ちなみに、ishさんによると3回食べたうちで今回が一番コシを感じたそうです。

立地の怪しさと麺の実力の両方を備えたええ店をご紹介頂きました。




山神を出たのは12時40分。

山神をクライマックスにとコースを組んでたんで、ここからは気分でてけとーに行くトコを決めようということにしてました。

”行ってもええかも”な店の一つとして同じ満濃町の小縣家をリストに挙げてました。

醤油うどんの元祖として有名やのに二人とも行ってなかったんで、ツアーの前は行こうかと思ってました。

でも、山神で醤油うどんを食べたら、連続ってのも芸がないなぁってことになり、結局パス。

またしても小縣家とは縁がありませんでした。




しばらく迷った末に、行くなら午前中に斉賀の後にでもと思ってたけど、パスした「長楽(参考HP)」が候補に浮上。

巡り方としてはちょっと変な感じでしたが結局「長楽」に行くことにしました。

ここも「ベスト50」に入ってて、私はかなり前から行きたかった店だけに嬉しい決定でした。




ここまで実力を発揮してきたポータブルナビなんですが、「長楽」については付近までしかよう捜さないんようでした。

家から焼いて行ってた地図を頼りに最後は、ここちゃうかってトコで勘を頼りに左折。

ドンピシャで店を発見。

ナビは楽やけど、不安になりながら曲がった先で店を見つける喜びはやっぱええもんです。

 *到着 1時8分 距離 13km



ナビがよう見つけんかった「長楽」の店構え

*なかなかええ感じの「長楽」の店構え

建物手前の庭?みたいなスペースの上に屋根がついて、客が食事するスペースになってました。


長楽では「あつあつ」とついに「掻き揚げ」を

*長楽では「あつあつ」にかきあげをプラス

ishさんは同じ掻き揚げをひやひやで行ってはりました。(各240円)

私はこの日初めての天ぷらでした。

食べるなら熱いかけうどんでかきあげがええなぁと思ってたんで、もうボツボツ仕上げに向かってたんで行っときました。

大阪の立ち食いうどんなんかのかきあげって、油でベトぉ〜っとなって柔らかいヤツが多いかと。

ここのは「カラッと」揚がってるなんて、レベルやなくて、噛むとバリバリと音が鳴るような強烈なハードフライ。

ダシにぶち込んでふやかしたろうと思っても、なかなかほぐれませんでした。


ishさんの冷やの麺を味見させて貰うと、かなりええ感じ。

個人的には「ひやあつ」なんかがええのかなぁと。


で、うどんとしてどうやったかって言うと、特別なにかがスゴイってことは感じず。

でも、食べ終わる頃には


「あぁ〜、ここを予備に入れといて良かったぁ〜」


「よう分からんけど、ココはヒットやったなぁ」


なんてことを考えてました。

特徴はなくても好みにはまる店があるってのの典型的なパターンかな。



長楽を終えた時点で、回ったうどん屋は6軒。

腹もぼちぼち満杯が近く、うどん食いのゴールデンタイムもぼちぼち終了間際。

最後の一軒はハズレをわざと引くぐらいの気分で、全くチェックしてないトコに突撃することに。


とりあえず、宇多津町の長楽からは県道33号を高松方面へ走ることに。


「さぬきうどん全店制覇攻略本」からishさんが選んだのは、坂出の「高橋」。


県道33号線はイヤになるほど走ってるけど、何軒もあるうどん屋の屋号までは覚えてなくて印象もなし。

とりあえず、現地まで行ってみると、寂れた(廃業した?)ドライブインか喫茶店のような外観。

なかなか勇気のいる店構えでしたが、私はけっこう楽しみで駐車場に車を入れました。

ところが、残念ながらなのか、幸運にもなのかは分かりませんが、既に店の入り口に準備中の看板が出てました。



続いて選んだのは、もう少し高松方面へ進んだ「飛ざる」というお店。

ちょいと変わった店名なのと全店攻略本によると「チーズカレーうどん」なんていう際モンっぽいモンを置いてるっていうんで敢えて攻めることに。


ところが、ぼつぼつ店があるはずのトコまで来ても、店は見つからず。

どうやら「飛ざる」は潰れて、同じ場所で別のうどん屋になってたようなんです。
 *先ほど調べるとトギンさんのサイトに情報があり、やっぱり閉店してました。

なんぼ讃岐うどん巡りが定番レジャー化しつつあっても、よっぽどの有名店以外は厳しいんでしょうね。








2軒フラレて、さらに高松方面に進むと、「一福(参考HP)」があると分かりました。

ここは一応「気になる店」リストには入れてたんですが、事前の情報によるとお店の大将は丸亀市土器町の「中村」で修行した方やと。

中村やなかむらには悪いんですが、あの特殊な軟体麺というかビヨーンな麺には特別な関心がないんです。

なかむらと中村の両方で食べたことはありますが、アレはアレでありやしオモロいけど、わざわざもっぺん行かんでもええかなぁと。


それでなかむら系の新店として情報は仕入れたけど、今回のツアーでは優先度が低めでした。


例えば1軒目が早く終わりましたが、その近くにこの一福があってもパスして気がします。

でも、最後に締める店と思ってなかむら系の麺を想像すると、急に食べたくなってきたんです。



「一福」には2時8分に到着、移動距離は14km。



最終的にたどり着いたのチェックしてた「一福」

*最終的に行き着いた「一福」の店構え


平日は2時までですが、土日祝は15時までだったのがラッキー。



一福のメニュー

*「一福」のメニュー

なかむら系って決まった時点で、店に入る前から頼むモンは決まってました。




打ち止めに「釜玉」をズルズル

*打ち止めに頼んだ「釜玉」

自由に乗せられる天かすがあったので、ちょいと散らしてコクもプラス。





大急ぎで写真を撮ったら、全体をグチャグチャ混ぜてやりました。





半熟卵とよく混ぜてズルズル

*半熟卵をしっかり麺に絡めてズルズル

お店の人が「掛けすぎに注意してください」って言うてくれた醤油を気ぃつけてタラリ。

軟体麺を食べる時って、ズッ、ズッって感じじゃないんですよねぇ。

ズルズル、もっと正確にはズールズルって感じかなぁ・・・・。


あんまり食べ方の表現としては食欲そそりませんが、自分の中ではそんなイメージなんです。

細手で伸びるようなコシがあるこのうどんは、けっこう腹が大きくなってるのに、ズルズルやってるといつのまにか腹に納まりました。

同じタイミングで宮武系の剛麺やと胃にキツイインパクトがあり過ぎて、ツライかったでしょう。




ishさんの釜上げも〆にええ感じ

*ishさんは「釜上げ」で〆


前回のツアーでは長田in香の香で締めたんで、このチョイスもええですねぇ。


二人とも最後の〆具合に満足しました。



ええ感じで打ち止められただけやなくて、この店は大将を含めてお店の人の雰囲気が良かったですわ。

ハキハキした口調で丁寧にモノを言いながらの提供が非常に感じよかったです。

麺のタイプがどうであれ、応援したくなるお店で終われたのが嬉しかったですねぇ。



この記事を書いてる途中でishさんのブログを見るとすでに記事が揚がってました。

 foodish:”雑”食記 えて吉さんと一緒に〜讃岐うどん巡礼2009-5その2
  *こちらの記事にトラックバックさせて貰いました。

で、その記事によると私がうどんにどっぷりはまったきっかけの一つであるさとなお氏が同じ日に一福へ来てたそうです。

10年ぶりのうどん巡りだというんで、えらい偶然があったもんですねぇ。




一福を出たのが、2時28分。一日で7軒も回った割りには早い時間ですね。

一福からは更に高松方面へ。

前回の轍を踏むわけには行かんので、高速に乗る前に車に油を食わせることに。

私にとってありがたい3つのガススタが探し始めるとなかなか出て来んかったんですが、なんとか高松中央インターチェンジの手前で発見。


高速に乗ってからは、津田の松原サービスエリアと淡路サービスエリアで軽く休憩。

5時40分には兵庫駅に着いて、ishさんとお別れしました。

私はそこから地道で帰ったんですが43号線はけっこうな混み具合で、最後に少しだけしんどい目ぇに遭いました。

家に着いたのは、7時29分で総走行距離は536kmでした。

前回と較べると険道(狭い県道)がなく、走った距離も少し短いですが、やっぱり雨じゃなかったのが大きいですわ。

疲れ具合は半分くらいでした。






土曜日ってことで、渋滞や行列を心配しましたが、回った店では待ち時間ゼロ。

まったく混雑とは縁のない、ええうどん巡りが出来ました。

7軒も回ったけどちょうどお腹一杯ってレベルで、食べ過ぎもなし。

そして結果的には回った全てが私には新規開拓で、久しぶりにうどん”探検”を満喫しました。
 *ishさんは、2軒訪問済みやったんで申し訳ないですが・・・。

ishさ〜ん、お誘いいただきありがとうございました。チャンスがあったらまた行きましょ〜!!





*朝イチの体重:57.2kg(晩に炊きたてご飯を食べ過ぎたと思ったけど楽勝)
 
 
posted by えて吉 at 15:19| Comment(2) | TrackBack(1) | 讃岐うどん巡り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ツアーに行くたびに、僕のことを悪代官みたいなキャラで書くのはどないかならんですか!ここを読んだ皆さんが誤解するやないですか!(爆)
>「えて吉、ショウガが欲しいなぁ」
そんな言い方してません!
「えて吉さん、色々用意してもらったのにこんな厚かましいこと言うてなんやけど…、できたらショウガがあったほうが良かったね…」
が、実際やないですか。(多分)
ほんとは遠慮しぃなんやから (^▽^


ともかく、楽しい一日でしたね。またどっかに行きましょう!
Posted by ish at 2009年11月02日 21:09
ishさんへ

> ツアーに行くたびに、僕のことを悪代官みたいなキャラで書くのはどないかならんですか!

生姜を持っていかなかった私のチョンボを効果的に表現するための色づけってことでお許しを。(^^;)

> 「えて吉さん、色々用意してもらったのにこんな厚かましいこと言うてなんやけど…、できたらショウガがあったほうが良かったね…」

心の声では「生姜持ってこんかい!!」って聞こえたモンで・・・と言うとまた怒られそうですね。

それにしても、やっぱ生姜は必要でしたね。
横着かましてすんません。

うどんに限らず、ぜひまたご一緒させて下さい。
Posted by えて吉 at 2009年11月03日 11:29
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えて吉さんと一緒に〜讃岐うどん巡礼2009-5その2
Excerpt: (以下の写真はクリックで大きくなります)◎4軒目:橋本製麺所続いては、この日予定していた中では(これまで食べた中でも)もっともマニアック。「玉売りのみなので、お箸や丼やしょうゆやねぎを全部持参しないと..
Weblog: foodish:”雑”食記
Tracked: 2009-11-02 21:01