うちの身内では誰かの誕生日がある月はそれを口実に外食するのが恒例になっております。
今回は私がその口実だったんですが、最初は大阪で洋モンを食べようかとか、ミナミで鱧を食べようかなぞと検討してました。
私がハモ好きってこともあって、なんとなくハモに向きだしたんですが、そうするとオカンが今まで何回か行って良かった徳島のホテルの昼食プランはどうかと言い出しました。
「鳴門グランドホテル(HP)」ってとこで以前にも鱧づくしのコース(HP)を食べに行ったことがあります。
*今、ホテルのページを見に行くと鱧づくしの料金が10500円になってますが、以前行った時のはも懐石は3400円やったんですけどねぇ・・・・。
段取りを任せてたら、いつのまにかオカンが今回の「休暇村 紀州加太(HP)」で同じような企画を見つけてきました。
親父とオカンは2度ほどこの国民休暇村に泊っててなかなか良かったというので、そこに行くことに。
最初は日帰りで飲み食いだけするつもりやったんですが、妹の旦那のA君が月曜日の仕事へ宿から直接行ってもええというんで、結局泊ることに。
まだ梅雨が明けてないこともあり、当初の予定では雨かもと。
雨やったら加太なんか大阪から和歌山に入ってすぐやからあんまり早よ出発しても時間を持てあますやろうと。
そこで当日の朝8時に出発時間を決めることにしてたんですが、結局は野郎ども3人の晴れパワーが炸裂。
ええ天気になりそうやと分かったんで、8時過ぎに出発することに。
キワまで予定が決まらんかったので、昼メシの段取りなどはなんにもなしでとりあえず海パンだけ持って車2台で出発。
1台やったら加太なんかずっと地道で行きたかったけど、親父の方は当然のように高速で行くって言うんで、行動を揃えるために私も高速で。
とりあえずの集合場所を宿に決めて、走り出したんですが、結局高速でもずっと連んで走りました。
阪和道の泉南ICで降りて、勝手知った国道26号線で和歌山方面へ。
深日の交差点を右折したトコにうまいことスーパーがあったんで、そこに寄って飲むモン食うモンを調達。
ビールとスナック菓子に惣菜コーナーの揚げモンやらジャンクなモノを何品か。
一旦宿に寄って、フロントに訪ねると、宿から和歌山方面へもう少し進めば海水浴場があると。
数分のトコにあるようやったので、私の車一台に荷物を積んでレッツらゴー。
海水浴場はそんなに混んでなくて、ホッとしたし、加太あたりじゃ水はイマイチかと思ってたんですがけっこうキレイでした。
最初にまだ冷ための海でちゃぷちゃぷやったら、お待ちかねの野外飲みターイム。
真夏のような日差しの下で飲むビールは飲むはしから汗になるような感じでいつもよりスッと入るし、酔いもせずええかんじ。
ジャンクな揚げモンも海辺で食うとなかなか夏気分を盛り上げてくれました。
この日は風がえらく強くて、おまけに浜辺の砂の目が細かかったんで、なんべんも口に砂が入ってしまいました。
ある程度飲んだら、私は姪っ子と砂山作り。それを終えたら、早々に海辺は撤収。
宿のチェックインが1時とのことで、2時頃には部屋に入ったでしょうか・・・。
海で泳いだあとやったんで、まずはお風呂へ。
風呂上がりにまたチロリとビールを舐めたら、それぞれ昼寝したり、本読んだりしてしばし休憩。
そのまま夕方になって、晩ご飯へ。
と、行かんところが我ら身内の濃いところ。(^^;)
妹が4時からテニスコートを押さえてて、出来たらぐだぐだしてたかったA君や私は無理矢理テニスをさせられるはめに。
妹は最近テニスを再開したそうで、ちょくちょくレッスンにも通ってるそうです。
旦那のA君は学生時代にサークルでバリバリテニスをやってたと聞いてます。
元々運動音痴な私は学校を出て何年かまではテニスだけはやってました。
でももう10年近くやってないから、一人だけヘタヘタでゴマメ状態かなぁと心配してました。
大して上手くないのはやってた当時から変わらんのですが、思ったよりは遊べました。
そこそこラケットに球が当たったのは良かったんですが、呼吸の方は苦しかったですねぇ・・・。
途中から息が出来んというか、ムチャクチャ胸が苦しくて、拷問状態でした。
たった1時間で何年振りかで”ずくたんぼ”に汗をかいたんで、部屋に戻ったらまた風呂へ。
体がカッカ、カッカしてるから水風呂中心に露天で風に当たってクールダウン。
部屋に戻って、小一時間腹ぺこ状態を我慢したらいよいよ晩ご飯。
朝食も夕食も食堂で食べるんで皆でいそいそと2階へ。
いつものようにマクラがダラダラ長かったんで、飲み食いの様子をさっそくご覧いただきましょう。
*休暇村 紀州加太「はもまつり」のメニュー
・造り 旬のお造り3種盛
・向附 はも落とし 梅肉酢
・台物 活はも鍋
・油物 活けはもてんぷら 抹茶塩、レモン
・蒸し物 冷し茶碗蒸し
・ご飯 はも寿司
さて、このメニューが実際はどんなもんやったかをサクッと見てもらいましょう。
*鱧のマリネ
これは席に座った時点でテーブルに置いてありました。
ズッキーニとパプリカの香りでしっかり洋モンなキャラになっとりました。
最初はビールでスタートしたんで、そいつにええアテでした。
*はもの箱寿司
こいつも器とそろいの蓋をかぶって、始めからテーブルにおりました。
そぼろのようなモンが具にのってました。
鱧寿司やっていうんやからそいつが鱧で出来てるに違いないんですが、身ではないように思ったし、鱧の子(卵)にも思えず正体不明でした。
*ハモと関係ない「冷し茶碗蒸し」
これは料理を食べてる途中でよう冷えたヤツを持ってきてくれました。
*なかなか良かったお造りの盛り合わせ
なんぼ鱧づくしや言うても、他のモンも食べたいんでこのお造りは良かったです。
鯵、タコとあと一つ魚が入ってましたが、忘れてしまいました。
鯵は大振りな切り身でしたが、なかなか良かったですわ。
*はもちり(はもの落とし)
夏場に食べる鱧といえば、このはもちりを思い浮かべます。
ただ、何種類ものハモを使った料理のウチ、こいつだけはあんまり大したこと無かったです。
スーパーの味のないヤツよりはマシやけど、ヒットやと思ってる地元の魚屋で買うたヤツより下でした。
写真を撮り忘れたハモ鍋(はもすき)は、ハモの量も多く、ハモ自体も旨く、インパクトがあったんで落としは影が薄かったけど、これだけはちと残念でした。
*ハモの天ぷら
これもちゃんと熱々を運んできてくれました。
ハモ鍋の写真を撮り忘れたのはチョンボですが、印象に残ったのは鍋の野菜にジャガイモが入ってたとこです。
やっぱりハモからはええダシが出るから、鍋の野菜が旨いし、豆腐もええ味になってました。
ハモも多すぎるくらいあったんで、鍋にそうめんがちょっと付いてたくらいで、ご飯は食べませんでしたがしっかり満腹になりました。
全員が鱧づくしじゃオモロナイからと、妹とオカンは普通の会席にしてましたがそっちもまずまず良かったと。
建物が半島の高台にあるせいで、近くの小島や正面にある淡路島がどの部屋からも見えました。
景色の良さやら全体的な清潔感を含めて、オカンが2回以上行こうっていうのがよう分かりました。
朝ご飯のバイキングも、お客さんに年配客が多いせいか、あっさりした和食のおかずも充実。
パン食用に洋モンのオカズもあって、朝メシとしちゃ十分以上でした。
今回、はもづくしのコースを入れたら一泊2食で約14000円ほどでしたが、コストパフォーマンスは良かったですわ。
*私は誕生月ってことで、全額おごってもらいましたが・・・。
姪っ子が車酔いしやすいこともあり、この宿ならかなり近いんでまた来てもええなぁというので皆の意見が一致しました。
テニスをやった翌日、朝起きた時はどこにも筋肉痛などなく意外でした。
もしかしたら、オッサンの証明で一日おいて出るかと思ったら、昨日帰ってきて夕方頃からなんかだるいなぁと。
夜になると腕と太股に筋肉痛が、今朝は日焼けで寝返りうつのが痛いわ、起きあがろうとしても色んなトコが筋肉痛やわでえらいことでした。(^^;)
さて、今日はこれから先週だいたい方向性が出た件の詰めでまた打合せです。
メンバーの一人の会社で打ち合わせするんで、背広は着んけど一応短パンは自粛します。
しかし綿パンを履くのはおろか、靴下と靴を履くのも鬱陶しい暑さですわ。(T_T)
*どうせ私服やから短パン&ツッカケで行ったろうかという誘惑に駆られます。
この週末ええ目させてもうたんやから、気持ちを切り替えてキチッと話し合いしてきますか・・・・。
*朝イチの体重:58.0kg弱(そんなに食べてないつもりやのにギリギリか)
はもを私も食べましたよ。
美味しかったです。
それにしても連日暑いですね・・。
はもはこの時期になると食べたくなりますね。
ほんとここ何日か暑いです。梅雨が明けてないのが不思議なくらいですね。