2025年03月01日

紫野和久傳のお弁当「鯛ちらし」は上品さにびっくり

一昨日の木曜日、美術館をハシゴしてからベイビーバックリブを昼ご飯に食べましたが、その後は京都駅にある伊勢丹へ。

紫野和久傳ってとこの「鯛ちらし」って弁当を買いに行ったんです。

この弁当のことを知ったのは2〜3年前かと思うんですが、京都の駅弁かなんかの記事で読んだような気がします。

その後何度か新幹線で京都を通りすぎる時にこの弁当(駅弁?)のことが頭をよぎったりしてました。

今回京都の美術館に行くに当たってどこに売ってるか調べたらとりあえず伊勢丹のデパ地下で15時から売り出すってのを発見。

ちょっと前に伊勢丹に着いてしばらくデパ地下をうろうろしたら販売場所を発見。

時間前でしたが予約が出来るってことで念のためにその場で予約してお支払いも済ませて少しだけ時間潰し。

3時に受け取ったら京都は撤収して家に帰ることに。


昼にがっつり肉を食べたからなかなか腹が減らず、7時ごろになってやっと腹減ってきたので晩飯の用意を開始。

用意って言うてもメインはお弁当やから茶わん蒸しだけ作ることにしたです。

カキ宴会で用意したダシが余ってたんで吸い物より塩気を少しきつめに味付けして玉子と出汁を1:3で合わせました。

あんまりええ具がなかったんですが、開けてあったやっすいカニ缶のカニ、冷凍してあったシメジ、出汁で戻した春雨を入れることに。

7時になってすぐ食べる気でしたが、ヘルシオに茶碗蒸しを任せたら30分ほどかかることに。





紫野和久傳の「鯛ちらし」のパッケージ

*紫野和久傳の「鯛ちらし」のパッケージ

この鯛ちらしは3240円でした。もう一種類2段重ねでボリュームの大きなヤツは5400円だかで売ってました。

せっかくやから張り込んで高いほうにしようかともチラッと考えましたが昼にがっつり食べてたし一人じゃ多すぎる気がして安いほうに。

とはいえ、お弁当一つで3240円って決して安くないですけどね。



紫野和久傳の「鯛ちらし」

*紫野和久傳の「鯛ちらし」

薄造りの鯛の刺し身がすし飯の上に乗ってて、横におかずがちょこちょこと。

個人的にちらし寿司に興味がないんですが、こういう風に鯛だけを酢飯に乗せてるならいいかと惹かれました。



茶わん蒸しだけ用意して鯛ちらしで晩酌

*茶わん蒸しだけ用意して鯛ちらしで晩酌

鯛の身と寿司飯をすくい取って一口食べてびっくりしたんですが、驚くほどあっさりした薄味でした。

おそらく”駅弁”ではないんでしょうが、紛いなりにも”弁当”やからある程度保存のための工夫があると思ってました。

酢飯は酢を効かせてなんなら鯛の身も”きずし”みたいに酢締めにしてるかある程度塩を効かせてるやろうってイメージしてたんです。

賞味期限は当日の夜の11時と伝えられましたが、今が冬ってのはあるけど保存性のための味付けってのは全く無視って印象でした。

それくらい薄味で上品やった驚いたんです。

添えられてるおかずを食べてもまた同じような驚き。

豆の煮物みたいなヤツを見て、苦手な甘い煮物ってのが頭に浮かんでたんですが素材の味以外の甘味はほぼ感じず。

甘ったるくないし、味付けもほんまに薄味。

どれを食べても割烹の料理って感じで非常に上品でしたわ。

おかずには見えんとこに生の貝柱や生麩なんかも入ってました。

京都の割烹でも大手?が贈答用に作ってる総菜とかデパ地下の持ち帰り総菜とかってバカみたいに高いくせに大した味付けじゃないのが多いって印象があるんですがそういうのとは別物でしたね。

試しにちょっとだけ鯛ちらしに醤油を足らしてみたけど、全くの蛇足でしたわ。

おかずもちらしも非常に上品やから落ち着いて少しずつ味わうと酒がよう進みましたわ。


けっこうな値段したけどほんまの料理屋の料理が食べられたと思えば納得でした。

なかなか実現させるのは難しいけど京都まで普通の電車で行って、この弁当を買うて京都から新幹線旅なんか出来たら贅沢でしょうねぇ・・・。

昼も夜もええモンを食べるなんてかなりな贅沢でしたがせっかくの機会を生かしたのは正解でした。


*朝の体重:59.90kg。(昨日のデブりからある程度戻したからヨシ。)



posted by えて吉 at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする