八尾に住むようになって、家の近所に飲食店が少ないんで歩きかチャリで行けるくらいの範囲で好みにあう寿司屋が無いか探してるんです。
もっぱらグーグルマップで寿司屋を検索する程度ですし、夜にあんまり外食しないんで新規開拓というかトライの機会自体少ないんですけどね。
去年だったかに平野区の方で初挑戦した店は営業時間にも店が開かなかったり、車で前を通るから狙ってた店がコロナ禍で潰れたり。
なかなか当たりの店が見つかってないんですが、4日の日曜日は久しぶりに新しい店にチャレンジしました。
場所的には東大阪市の大蓮東ってえりあなんですが、ウチからは久宝寺緑地を縦断して住宅街に入ったド真ん中にあるってな立地。
うちから歩いて30分ちょいかかりましたが、こんな場所に飲食店なんかあるか?って感じで大通り(っていうには細め)から脇の道へ。
店のそばまで行ったらちゃんと暖簾が出ててホッとしましたわ。
*東大阪市大蓮東の寿司屋「いさみ寿し」で昼飲み
店に入ったのは12時を10分ほど過ぎた頃で先客は無し。
カウンターに座ったらネタケースにはなんにも魚が並んで無くてちょっと焦りました。
*大蓮東の寿司屋「いさみ寿し」のあてメニュー
大将に聞くと昼間も一品料理出せるということで平目の昆布締めとふぐの唐揚げをお願いしました。
女将さんがどうやってウチの店を知ったんですか?って聞きはったんで素直に寿司屋をグーグルの地図で探して見つけたとお伝え。
住宅街のド真ん中ってすごい立地ですねぇっていうと、大将がお店は50年だかやってはって昔は突き当たりにスーパーがあって並びには何軒か商店や飲食店があったんだと。
前日が節分やったからお二人はそっちに全力で今日はくたびれてるってなことを言うてはりましたね。
なんか申し訳ないタイミングやなぁと思いながらアテを摘まんだんですが最初はビールを頼んですぐ燗酒も追加。
ヒラメはかなり分厚い“ぶつ切り”レベルでけっこう量がありました。
フグの唐揚げもかなり大ぶりなアラで、食べるトコはそんなに多くないけどアテとしては十分でしたね。
これくらいアテがあると寿司の前にあてで飲もうって気になるんでありがたいですわ。
とはいえ、一人じゃこの量だと2品だけでけっこう腹が膨らんでしまいましたけどね。
*いさみ寿司のにぎりとサービスのかす汁
アテを摘まんでからお寿司をいただくことにしたんですが、昼間はあんまりお客さんが来んからネタはケースに出さず台下(冷蔵庫)になおしてるんだと。
寿司のメニューがないから”なんぼでも食べたいモノがあるか聞いてくれ”と。
女将さんも愛想ええし、大将も気さくな人でその辺はありがたかったです。
青魚はなにがあるかって聞いてアジはなかったので、ハマチをお願いしました。
アテにカニ味噌の小鉢があったからそれを軍艦で頂きました。
かす汁はサービスで出してくれたんですが、かなり濃厚やけど酒粕の匂いは薄めで味噌が多かったせいかかす汁が苦手な私でもおいしく頂けました。
最後にネギトロ巻きを頼む前に、トロだけは店によって振れ幅大きいんでなんぼか聞きました。
大将も”納得して食べて貰いたいからなんでも値段聞いて下さい”っていうてくれました。
ネギトロは1200円やったんですが、業務用のペースト状のトロや無くて、ちゃんとしたトロをカットして叩かずにネギと巻いてくれました。
なかなか美味かったんですがこれが1200円やったら全体に良心的なんじゃないかと。
私の後に持ち帰りのお客さんがあって、1人前が1300円でした。(以前より100円値上げしたらしい。)
大瓶1本に1合の燗酒を3本飲んで、うえのような食べ方でお勘定は7000円でした。
回り寿司と較べたら高いけど、アテの量とか考えたらまずまずのコストパフォーマンスじゃないかなぁ。
食べてる途中で目の前のカレンダーに屋号や連絡先、営業時間があって気づいたんですが昼の営業は12時から13時の1時間だけでした。
Googleマップでは2時までとなってたからゆっくり飲んでましたが、間違うてた分かって焦りました。
お二人に謝って最後のお茶も飲まんとお勘定してもらいました。
大将と女将さんの愛想の良さでかなり気に入ったですが、アテ飲み狙いだと昼は厳しいですなぁ。
昼なら盛り合わせだけ頼んでサクッと飲まんと営業時間を越えてしまいそうですわ。
夕方からちゃんとネタを見ながら飲みたいとも思うし、昼にサクッと盛り合わせも試したいし。
近いうちにまた行きたいもんですわ。
*朝の体重:58.50kg。(僅かに減ったからヨシ。)
*今月の休肝日:3日(今日は酒抜かんとなぁ・・・。)