熱海に住む飲み実食い仲間のSさんと土曜日から京都に2泊して来ました。
昨日は自宅に帰って夜は家宴会をやったんでそん時の料理をご紹介します。
京都のからの帰り道に農協の産直に寄って野菜をいくつか買いました。
さらに地元に戻って他の食材も仕入れて、Sさんが仕事してる間に私は宴会料理の仕込みを。
Sさんの電話会議が6時半に終わったら即飲み食いスタート出来るように段取りしました。
*野菜モノ3種類でスタート
まずは春野菜としてSさんも私も大好きな八尾の地元産”若ごぼう”。
最近は出汁パックでダシを引くことが多いんですが、今回はちゃんと昆布とかつお節で引きました。
しばらくかつお節を使って無くて古くなってると思ったんで使い切ることにしてめっちゃ濃い出汁にしたりました。
出汁に根っこのごぼうっぽいトコをまずいれて味付けしながらしばらく炊きました。
若ごぼうの本体である茎の部分はあんまり煮すぎないように注意して、色が鮮やかなうちに火を止めて若ごぼうと出汁を分けました。
若ごぼうの方はざるのまま団扇を使って急ぎで冷ましてやりました。
出汁はそのまま置いてある程度冷めてから若ごぼうを戻し入れて夕方まで置いて味を含ませました。
一手間かけた甲斐があって茎はシャキシャキでキレイな緑色で仕上がりました。
京都の農産物直売所で買うた菜花と赤いサラダほうれん草はそれぞれ固めに湯がきました。
菜の花の方は出汁で浸け地を用意して、そこに浸け込んで文字通りの”おひたし”にしてやりました。
ほうれん草はホタルイカと一緒に盛りました。
兵庫産のホタルイカは小ぶりで口と目玉、軟骨をとるのがけっこう大変でしたわ。
ホタルイカは付いてた小袋の酢みそと生姜醤油で食べました。
*かますご
これは近所で割とええ魚を置いてる「サタケ」ってスーパーで買いました。
まだかなりサイズは小さいけど春っぽいからせっかくならSさんに食べて貰おうと。
こんだけ小さいと網で焼くとばらばらになりそうやったからホイルに広げてオーブントースターで温めてやりました。
普段ならショウガ醤油で食べるけど、ホタルイカと味がかぶるから引いたダシの一部で土佐酢を作ってかけました。
あいにくSさんは土佐酢じゃないほうが良かったとのことでしたが・・・。(^_^;)
*お刺身はカンパチ
冊で買うて食べる直前にカット。
添えた大根のケンは自分でダイコンをかつらむき風にして刻みました。
最近料理を学び直したり、今まで出来んかったことに挑戦したりしてますが、そのきっかけになったのが今回のSさん。
私が新しい料理に挑戦してるとかって説明しても”それなどうでもええ、大事なんはプレゼン(盛り付け)や”って言われたんですよねぇ。
特にお造りをちゃんと盛り付けろって言うんでとりあえず今回は大根の桂剥きを頑張ってみました。
右にあるのはSさんが伊豆で買うて来てくれたイカの塩辛。
以前私も一緒に店に行って買うたんですが、めっちゃ美味いんですよねぇ。
ケミカルのたぐいを全く使ってないそうでスーパーで売ってるような化学調味料まみれのヤツとは別物です。
*牡蠣ちり
Sさんの希望で牡蛎が食べたいってことでした、事前に塩水で洗ってすぐ料理出来るようにしてありました。
どんな食べ方にするか聞いたら直売所で買うた菊菜とでサッと茹でてポン酢で食べたいと。
さっと昆布だしだけ用意して卓上でかきちりをやりました。
ごく最近食べられるようになった菊菜ですが、直売所で新鮮なヤツが買えたんでなかなか美味かったですわ。
*シーズンラストに蕪蒸し
ここ何日か春めいてますが、冬の料理の蕪蒸しをやってなかったんでこの日のラストで出しました。
中身の魚はタラにして、事前に軽く塩をしてしばらく寝かしました。
魚だけを器に入れて、まず3分ちょっと蒸してやりました。
そこにすり下ろしたカブラと泡立てた卵白を合わせた物を掛けて10分弱蒸しました。
プレゼンをちゃんとしろって言われてるから、最近買うた抜き型を初めて使こうてニンジンの梅型も添えました。
旅行から帰ってゼロから宴会料理を用意するのはけっこう大変でしたが、なかなかええ感じに仕上がったんで良かったですわ。
野菜多めのメニューやったせいか今朝の体重は全然デブってなくてホッとしました。
*まぁまだ目標より1kg以上オーバーしたままなんですけどね。(>_<)
*今朝の体重:59.05kg。(旅行前よりデブらんで良かった。)
*今月の休肝日:2日