今って色んな野菜が年中当たり前に手に入りますが、若ごぼうは春に限定されて季節感があってええなぁと思ってます。
春の野菜って気がしてシーズンに一度は料理したい食材の1つですわ。
今年もカキ宴会の時にあっさりダシで炊いて出しました。
そんな若ごぼうを散りばめた会席コースがあるって情報を実家のオカンから聞いたので行ってきました。
行ったのは先週の11日の水曜日です。
飲み仲間のSさんが東京から出張で大阪に来るって言うんで、一緒に行くことに。
Sさんの仕事が終わるのが12時頃ってことで、予約は1時半からにしておきました。
吹田の方の現場で予定より10分ほど早めに終わったんで、即家まで車を置きに戻りました。
道が空いてたおかげでサクッと帰れて、電車で森ノ宮駅まで移動して、駅前からタクシーで「KKRホテル大阪」へ。
ホテルの12階にある「レストランシャトー」に着いたのは1時ちょっと前でした。
コロナ騒動で前の週に親父とオカンが行った時は2組しか客がおらんかったそうですが、この日は5〜6組は居てましたね。
30分早かったけど、気持ち良く席に案内してくれました。
ラストオーダーが2時半、閉店が3時やったんで、1時半の入店やったらちょっとせわしないかなぁと思ってましたが30分早く着けてだいぶ余裕が出来ました。
窓際のテーブルに通してくれたんですが、目の前に大阪城が見えて非常にええ景色でしたわ。
*KKRホテル大阪の「八尾若ごぼう会席」
先付けは若ごぼう、カニ、大徳寺麩、八朔が入った白和えでした。
ビールで乾杯して、すぐ日本酒もお願いしました。
お造りはイカと鯛で、その脇に「鯛皮若牛蒡ちり酢和え」として若ごぼうが添えられてました。
タイとイカって刺し身としてはおもしろみのないチョイスやと思ったんですが、この鯛が非常に美味かったんですよねぇ。
しっかりした歯応えがあって噛みしめると白身魚の旨味がしっかりありましたわ。
若ごぼうも珍味みたいになっててなかなか良かったです。
右下のがメニューでは、「焚合せ 玉地蒸し 穴子 若牛蒡 銀杏百合根」となってて、どんな煮物かと思ってたら、登場したのは茶碗蒸しでした。(^_^;)
茶碗蒸しを焚き合わせって呼ぶのは普通なんですかねぇ。私は初めてでした。
まぁ美味しかったから全く文句ないんですけどね。
*八尾若ごぼう会席
焼き物は鰆(さわら)で、千草焼きってことで上の衣に若ごぼうが入ってました。
添えられてたのは「寄せ丸十」で、丸十ってのは薩摩藩の紋から来ててサツマイモのことだと。
千草焼きってのもあんまり食べた記憶がなく新鮮味があって良かったですわ。
揚げ物は海老と野菜で衣に若ごぼうが入ってました。
まぁこれは思ったほど若ゴボウの風味は感じませんでしたけどね。
締めのごはんは、若ゴボウとあさりの炊き込みご飯。
これはあっさりした味にあさりの旨味が効いててなかなか良かったです。
デザートはほうじ茶アイスと若ゴボウクレープ。
以上でコース自体は3700円。
ええ景色を見ながらゆったりとランチを楽しめて、この内容でこの値段ならコストパフォーマンスとしては上出来やと感じましたわ。
お勘定の方は中瓶を4本と八海山だったかも4本空けて合計で14800円でした。
ちなみに、前日は家宴会をやって、カキ宴会の若ゴボウが余ってたんでそれも食べてました。
そして、東京に若ゴボウを持って帰るっていうSさんのために生の若ゴボウを持ってホテルに入ってました。
「どんだけ若ゴボウ好きやねん!!」ってツッコミ歓迎って気分でしたわ。
若ゴボウの会席は、行った2〜3日後に終わりましたが、ええ景色でゆったり楽しめたんでまたこのレストランに昼ご飯に行ってもええなぁと思いましたわ。
*朝の体重:57.65kg。(えらいデブり具合。(>_<))
*今月の休肝日:6日(今日は休肝日の予定。)