昨日の昼間に1人宴会をやった時のアテにしっかり満足したんで、その喜びが冷めんまにアップしてみます。
去年の後半はあんまり料理にエネルギーを注いでなかったんですが、その反動か年明けからちょっとばかりやる気になってます。
ふだん手に取ってなかった料理の本を眺めたり、新作のオリジナル料理をひねり出そうとメモを前に置いて悩んでみたり。
ここ1週間ばかり忙しくて台所には立たれへんかったけど、脳内シュミレーションを繰り返してました。
その課題が「前菜の盛り合わせ」やったんです。
昔から前菜の盛り合わせばっかりで最後まで行ってもええと思ってるタイプなんで、洋モンの小ネタを増やそうと。
それもプロやないんやから一度に量はぎょうさん作らずに、「1人暮らしでも食べきれる」ってのが目標。
コンロは火口が2つしかないし、調理場もスペースは狭い、って制約も考慮にいれつつ、どういう手順やったらどこまで出来るか。
年明け早々にやった
1人宴会がええ感じやったんで、もうちょっと幅を広げたいなぁと。
前日に冷蔵庫の中身をチェックするとなんとかなりそうやと思ったので、昨日は1時頃に台所に立って作業スタート。
*何品かは解凍の段取りを午前中にしてありました。
ダラダラと文章を書く前にまずは出来上がりをご覧いただきましょう。
どれも料理としては簡単なんですが、全体ではそれなり手を掛けたので、それぞれの料理を個別に紹介させてもらいます。
まず、今回の前菜の中で一番気合を入れたモノから。
*音羽和紀の「
なんでもオードヴル
」を参考にしました。
柴田書店のプロ向け?やからか、私みたいな野郎にはオサレ過ぎるんが多いんですけどね。
この「なんでもオードブル」のどれを参考にしたかというと、実は表紙に使われてるヤツですわ。
この盛りつけはマジでカッコ付けすぎなんでそれは省略して、食べモンとして似たようなモンを作ろうと。
料理の本を見ても計量とかせぇへんし、かなり大雑把にやるんですが料理名まで勘違いしてました。
私は最初てっきり「ブランダード」ってヤツのようなモンを作ってると思ってました。
”聞いたことない料理やし、なんかちょっとプロっぽくてカッコええやん”って思ってたんですが、間違うてました。
今朝になってちゃんと本を認すると
ブランダード(brandade)とは、干しダラで作る南フランス料理。干ダラとニンニクで作ったペーストに潰したジャガイモ、オリーブ油、牛乳などを混ぜて作り、クルトンなどを添えて供するもの。これをアレンジした。
干鱈なんか使かわんかったんで、全く別もんになってしまいました。(^ ^;)
まあ作者も”アレンジした”って書いてる通り、タラを使わんと蟹だのツナだのではやってるんですけどね。
ニンニクは使こうてるからそっちの風味がポイントでしょうかね。
ほんで、私の作ったようなヤツも載ってるんですが、その料理名はというと「○○入りマッシュポテト」でした。
うーん、気合い入れて珍しいモンに挑戦したろうと思ったのに、作ってたのは単なるマッシュポテトやったとは。(T_T)
まあ作りながら、「盛りつけのカッチョええポテトやん」とは思ってたからしゃあないですな。
スンマセン、のっけからダラダラした文章になってます。
ええ加減に実際の作り方を書くことにしますわ。
ブランダードと思って作ってた「エビ入りマッシュポテト」の完成図です。
大きめのジャガイモ(男爵いも)1個を適当な大きさに切って塩水で茹でてやりました。
その半分をお湯から上げてすぐ、裏漉し器で裏漉し。
まだ熱いトコに小さなバターを一欠け。
本によると生クリームを使こうてるようでしたが、使い切れないんでコーヒーのフレッシュで代用。
ポーションを3つほど入れたけど、まだ芋っぽいんでマヨネーズもマヨネーズ味が目立たん程度に加えてみました。
冷凍のむきエビを塩茹でして刻み込むつもりでしたが、その前に味見をすると生クリームやないせいか、ちと迫力に欠けるなぁと。
そこでこんなモンを加えてみることに。
無着色の干しえびを小さなすり鉢で粉末にしてから加えてやりました。
むきエビだけやとエビの風味が弱いと思ったんですが、この粉エビのおかげでエビ度がグンとアップ。
*”かっぱえびせん”みたいな下品で分かり易す過ぎる味かも・・・・
酒のアテにはしっかりしたエビの旨みがバッチグーってことにさせて下さい。
茹でたジャガイモの残り半分で、またしても洋風ポテサラ。
思いつきで
初めて作った時はグチでしたが、その記事でも書いたようにホッケなんかがええんちゃうかと思ってました。
ちょうど2日前にホッケを食べてました。やや塩がキツ目やったんで、全部は多くて半分残してたんです。
今回はそのホッケの半身を利用。
ニンニクの香りを出して、スライスの玉ねぎを加えたトコに骨を取って身をほぐしたホッケを投入。
ホッケにしっかり味があったから塩は入れずに、コショウとハーブ類で風味付け。
最後に白ワインもチョロッと加えて、和風っぽさを徹底的に消してみました。
そいつとジャガイモをざっくり和えて完成。
*「骨付き鳥のトマト煮込み」です。
なんぞ煮物も欲しいなぁと思ってて、冷凍の鶏の骨付きがあったのを思い出しました。
午前中に3つだけビニール袋に入れて解凍。
だいたい戻ったところで、チリパウダー、ニンニク、塩コショウ、オリーブオイルをまぶしてまたしばらく放置。
料理をする直前にビニールにメリンケン粉をぶち込んで、全体をフリフリ。
そいつをオリーブ油をたっぷり目に引いたフライパンでサッと揚げ焼きに。
冷凍のトマトソースのキューブと水、ワインを加えた小鍋に移してコトコトと。
こういう煮込みが一切れだけ入ってるって、贅沢な気ぃしません?
今回は冷凍の鶏があったんでそれで行きましたが、タコなんかでやれば冷えてても旨そうですな。
*次回のためにメモメモ。
*「トマトのマリネ」
冷蔵庫にトマトがおったんで、安易なネタで品数稼ぎ。
ワインビネガー、塩、コショウ、乾燥ハーブにハチミツ、オリーブオイル、刻みニンニクなどを加えたタレは自作。
市販のドレッシングでも良かったんですが他で使うんで一つくらいは自作してみました。
手抜きで皮付きのままですが、まあやる気があれば湯むきでもなんでもした方がええでしょうね。
*「冷凍パプリカのマリネ」
冷凍品を使って少人数分だけ作るって作戦の一環です。
業務スーパーのパプリカはすでに火が通りすぎてるようで、さっと湯に入れてすぐ冷やしたけどグニュグニュです。
皿の中の彩りにはええけど、こいつはやっぱ生から作りたいですわ。
味付けはノンオイルのイタリアンドレッシングで手抜き。
*料理名は「ほうれん草エッグ」とでもさせて下さい。
パッと見ぃは王将の定食に付いてそうな「ポパイ炒め」にしか見えませんね。(^^)
洋モンらしさを出すために卵液にピザ用のチーズを混ぜてます。
チーズの濃さのおかげでワインの肴になってます。
ちなみにコレは玉子一個分でチャチャッと作りました。
皿に空白があったので最後に加えた菜の花です。
こいつもドレッシングだけで手抜きです。
ほんまはこれに出来合いの小さなグラタンソースを掛けて、チーズを散らして焼きモンにしようと思ってました。
台所仕事をやって油のニオイを嗅いでるうちに、グラタンまでやると重すぎるかと思ってパス。
最後の場所埋めだけに使いました。
*「オリーブの実 アンチョビ詰め」
年末に買うたオリーブの実の缶詰をやっと開けました。
かなり安かったんで、アンチョビ詰めに不安を覚えながら冒険で買いました。
食べてみるとこれが予想外に旨かったです。
種ありのオリーブをそのまま囓ってると、漬けモンをツマミにして飲んでる感じです。
これはそれより旨みが強くて、珍味って感じでした。
3つだけ皿に転がすのも落ち着かんのでカクテルピンに刺して、ピンチョス風に。
*「牛肉タタキ」
こいつも残りモンを再利用してます。
この2日ほど前にスーパーで豪州産のタタキが1パック198円と安かったのでツマミに買うたヤツです。
買うた当日はぽん酢で食べましたが、この日はそいつをオードブルっぽくアレンジ。
ノンオイルの胡麻と香味野菜のドレッシングにバルサミコを加えて、粒コショウを効かせただけで十分にワイン用のアテに変身。
スライスオニオンは、上でホッケと炒めたヤツから何枚かよけて晒しときました。
スライスオニオンが入ってる方が、なんか嬉しかったもんで・・・。
*「貝柱のバターソテー」
冷凍のお造り用貝柱を使いました。
こいつを一番最後に料理して出来るだけ熱いトコを食べました。
刺身用やから表面だけバターで焦がして、中は半生状態。
塩コショウはごく控えめにして貝柱自体の甘みが味わえるように。
1時に台所に立って、出来上がったのは3時ジャスト。
最後の方で時間調整に15分ほど休みましたが、2時間弱かなりテキパキと作業。
今日は特別ってことで、3時過ぎの相撲中継からワインを飲みながらこの盛り合わせを頂きました。
ちなみに写真の大皿に盛り付けた以外には、貝柱一つ、ポパイ炒めが写真と同量、牛タタキ写真の3割ほど、トマトが同量あったんでお代わりして食べきりました。
余ったのは鶏のトマト煮込みが2切れ分、エビのマッシュポテトと洋風ポテサラがそこそこの量だけです。
品数の割には残る量も少なくかなり上手いこと料理出来ましたわ。
ちなみに3時頃からしっかり飲み食いしたので、晩メシはググッと控えました。
控えたというより、ほとんどナシで、ジャガイモの料理2種類でハイボールをやった程度で我慢しときました。
洋食やとカロリーが高くなってヤバイかとおもったけど、おかげで今朝は57.6kgといつもより軽いくらいでした。
前回と今回の2回、前菜の盛り合わせをやってみてなんかを掴んだ気がします。
ちょっとずつ作る時の加減とか、味のバラエティの出し方みたいなもんで少しだけ感覚が自分のモンになったように感じました。
今回は料理についての文章だけで珍しく長くなってしまいました。
記事を書くのも大変でしたが、全部読んでくれた方がいてはったらお疲れさまです。