この前の日曜日に出かけてきた身内の旅行のことを書いてみます。
1本前の記事では半分本気でボツにしようと思いながら、もう半分は”じらし”を狙っておりました。
思ったより反応してくださったんで、やっぱりネタにせなアカンと思ったんで、私の文章力でどこまで伝わるか分かりませんが書いてみますんでおつきあい下さい。
誹謗も中傷もする気はないですし、罵詈雑言にならんように注意しますが、ヒトサマに文句を言うヤツが嫌いって方は、この記事を読まんとスルーしてくださいね。(^^;)
昨日の記事を書いてから、デジカメを開けて撮った写真をチェック。
身内の旅行ではあんまり「ホテル自体」をネタにしようって意識がないんで、部屋やホテル内の写真はゼロ。
ネタの展開的には、メンバーからけっこう評価の高かった部屋の写真を見てもらいたかったですねぇ。
「
ホテル近鉄 アクアヴィラ伊勢志摩」のサイトは今時のホテルにしちゃ、情報量が極端に少ないですが、サイトトップのフラッシュを見てもらえば、多少は雰囲気が伝わるかと。
車から降りて、ロビーに入るとかなり広めでなかなかジョートーなリゾート系のホテルって感じ。
親二人と私らはツマミを買いに行ってたんで、チェックインは先に妹一家が済ませてました。
電話で部屋番号を聞いて直接行ったんで、出だしで宿のスタッフとの接触はナシ。
部屋に入ると、ドアから部屋?への2〜3mの通路の幅がえらく広くてゆったりしてるなぁと。
ホテルのサイトの
客室紹介にある和洋室の和室部分から先が2段ほどの階段で下りるようになってました。
天井も高めでサイトの写真よりずっと広々してゆったりした間取り。
かなり大きめのテレビがまだブラウン管やったのは、ご愛敬。
最近水泳教室に通ってだいぶ上手くなってるという姪っ子の泳ぎを見るために、まずは水泳に行くことに。
サイトにはちゃんと宿泊者も有料と書かれてるんですが、てっきり宿泊者はタダやと思ってた私ら一行は入場料を請求されて、ちょっとビックリ。
ホテル名に「アクアヴィラ」とつくだけに、水モンに力が入ってるんでしょうなぁ。
海パンに着替えて、プールスペースに行くと、日帰り温泉の特殊な浴槽みたいなんが何種類もありました。
週何回かフィットネスで泳いでる親父とオカンは泡風呂だのマッサージ?風呂だのに興味がなく、まっすぐ25mプールへ。
宿泊者でも1000円だか取られた割りに、真っ当なプールは2コースしかなくてちとガックリ。
大胆な水中ウォーキングをやってるおばはんらのおかげで、真面目に泳ぐんは難しかったようです。
とはいえ、私と妹一家は姪っ子を中心に大声でワチャワチャ遊んでたから、おばはんらも怒ってたかもしれませんけどね。
普通のプールしか興味ないうちらにはも一つでしたが、ジャグジーなんぞが好きな人にはそこそこええ設備なんでしょう。
今回はあんまりお客さんがおらんかったんですが、(夏は屋外プールもあるようですが)ぎょうさんのお客が入ったらどうなんかなぁ・・・・。
普通の屋内プールをせめて5コースは用意してほしいなぁという不満以外はなく、5歳になったばかりの姪っ子が25m泳げたのにビックリして、風呂へ。
プールから大浴場に行くにはいっぺん着替えて移動せなあかんのが邪魔くさかったけど、小ぶりな大浴場は塩味の温泉でなかなか温もりました。
部屋に帰ったらさっそく缶ビールをゴクゴク。
泊まりやったら帰りの運転を気にせんでええから、チャンスを見つけては飲んでしまいます。(^^;)
風呂場の窓からは海が見えて牡蛎の養殖でしょうか、筏のようなもんも見えてました。
昼メシは道の駅で食べたんですが、単品で取った牡蛎フライがなかなか大粒で、宿では旨い生牡蠣でも食えたらなぁなんて甘いことを考えてました。
6時からの夕食は待ちかねたように食堂に行ってしまい、数分レストラン?の外で待機。
ほとんどの人は大広間でバイキングのようで、大広間の手前に仕切られたスペースには2〜3組ほどのお客さんだけでした。
席に着くと、目の前に細長い紙に書かれた今夜の献立が立てられてました。
料理長の名前の入った献立があらかじめ出されてると、期待が高まりますねぇ。
せっかくなんで、先に献立の内容を転記してみましょう。
文字からどんな料理になるか想像してみてください。
志摩雪待ち月の御懐石
御 献 立
食前酒
黒糖梅酒ソーダ割り
梅果実
彩り八寸
青梗菜炒め煮
生湯葉
鶏皮ポン酢
烏賊醤油漬け とろろ掛け
鮎甘露煮
造り
伊勢海老姿作り
さざえ
鯛
かんぱち
あおり烏賊
山葵 土佐醤油
煮物
赤魚葛煮
海老
大根袱紗煮
占地茸
茄子 南京
紅葉麩
豌豆餡
焼物
すずきソティ
金時芋煎餅
芝海老
三色ピーマン
エリンギ茸
アスパラ
強肴
海鮮サラダ
オレンジ釜
昆布そば
ヨークレタス
ブロッコリー
トマト
レッドキャベツ
人参 胡瓜
伊勢海老鍋 味噌仕立
白菜 白葱
水菜 椎茸
人参 大根
留椀
赤出汁
ご飯
漁師御飯
香の物
かぶら浅漬け
水物
オリジナル杏仁豆腐
マンゴー
レモン糖水
抹茶クリーム掛け
平成二一年十一月二十九日
ホテル近鉄アクアヴィラ 伊勢志摩
料理長 北村文夫
当日は、
「献立があるなぁ〜、ちょっと期待できるかな。」
「料理名メモせんで済むからブログの記事を書くの楽やなぁ」
って思っただけで、内容はちゃんと見てませんでした。
今改めてここに書きながら内容を見ると、既にツッコミどころはいくつもありますねぇ・・・・。
料理に使った全ての素材を並べるような細かい書き方って、行数稼ぎというか・・・・。
海外旅行には何回か行ってますが、私はエコノミークラスしか乗ったことありません。
行きの飛行機に乗り込んで、これから海外やとワクワクしてる時ってエコノミーの機内食のメニューも旨そうに感じるんですよねぇ。
何回も食べりゃ、メニューと実物の差が想像出来るはずなのにね。(^^;)
書いてあることに間違いはないけど、食べた時の印象やら感想とは必ずしも(必ず?)一致しないんがエコノミーの機内食ですよねぇ。
まあ、今回の旅行でもエコノミークラスでメニューを見て期待したのと、同じことが身に降りかかるとは夢にも思ってませんでした。
「伊勢」で「近鉄」って付いてるホテルって、なんか期待してしまうっての部分のあったんでしょうねぇ。
今回の宿とは全く別やのに、
こんなイメージがあるからでしょうかねぇ・・・。
大阪市内で「近鉄」って聞いたら、電車以外には野暮ったい百貨店ってイメージですが、伊勢になると途端に老舗の高級なフレンチってなええイメージが湧くんですよねぇ・・・。
まぁ、落ち着いて料理の内容を見ると伊勢エビとアワビばっかりで、旨いやろうけどオモロみや意外さがあるかっちゅうと微妙ですけどね。
さて、ぼちぼち本題に入りましょうか。
ネタ用写真を気合いを入れて撮ってないんで、ショボイ写真が多いですが許してやって下さいね。
では、まずは「八寸」から。
献立には単なる八寸やなくて「彩り八寸」となってたのを思い出してくださいね。
席について、これが出てきて私は
「こんな風に和食でちまちま前菜を料理出来るようになりたいねん」
「豆皿を買うところからせなあかんけどなぁ」
なんてことをみんな言うてました。
食事スタートから文句言わんように、自分の話に持っていったんですが、料理に目ぇやるとツッコミを入れてしまいますねぇ。
個別の内容は上の方に書き写した献立をご覧いただくとして・・・。
この小皿に乗った5品で、料理人が作ったモンって何品あるんでしょう。
鶏皮ポン酢は、妹が「コレってミミガー(豚耳)?」って言うたぐらい、ちめぇた〜く(冷たく)て歯ごたえアリ。
烏賊と鮎の甘露煮は、業務用の惣菜でしょ。
*この時期に伊勢で鮎の甘露煮をわざわざ料理せんでしょ。
青梗菜の炒め煮ぐらいは、作ったかもしれんけど、これもくったぁ〜なって、ヘボイ味付けやから出来合いの惣菜疑惑は払拭出来ず。
惣菜でも気持ちを込めて盛りつけたら、もうちょっとマシやと思うんですが、ニンジン二切れが投げやりに盛っただけって雰囲気をかもしだしてます。
青梗菜のシャキッとした感じもなく、惣菜じゃなかったら逆に作り手を疑うなぁ・・・・。
続きましては、お造りです。
献立の頭には堂々と「伊勢エビの姿作り」と書かれてました。
オカンと妹の前に二人分、親父、妹の旦那のA君、私の前には3人前が盛り合わせに。
フロアのスタッフがテーブルに運んできてくれた大皿はけっこう豪華でした。
どうです?けっこう豪勢な感じでしょ。
この時は、献立を見ながら、どんなモンが乗ってるか確認しました。
すると、実際の一人分は、こんな感じと判明。
*一人分は青い線で囲った分量
二昔前?ほど前まで、旅館の料理で食い切らん量の舟盛りなんかが出ましたが、まぁあれよりはええかな。
囲った部分のサザエの手前に可愛く盛られてるのが伊勢エビでした。
「姿作り」なんて書かれると、でっかい伊勢エビをイメージしてしまいますが、ちょっと大物のザリガニサイズでした。
サイズの話はだれもしてないんやから、まぁしゃあないですな。
小さなヤツが二切れほど乗ってましたが、味自体はプリプリして良かったですよ。
伊勢=伊勢エビやからサイズを下げてでも、無理に出してるんでしょうなぁ。
甘みを楽しむような海老の刺身やカニ刺しってあんまり好みやないんですが、伊勢エビの刺身はけっこう好きなんです。
こっからの不満は個人的なことですが、カンパチ、鯛、烏賊っていう他のお造りがちと残念。
毎日のように行くスーパーでサクのお刺身として売ってるのは、鯛、カンパチ、ヒラメの3種類にほぼ固定。
毎度、毎度、変わり映えがせんでオモロないなぁと思ってるヤツ2種類に登場されてちと気分が盛り下がってました。
風呂から牡蛎いかだを見て生牡蠣を期待してたしで、オモロみのないお造りやなぁと。
妹の誕生日を祝う宴会やったんで、最初の一杯はビールで乾杯。
お造りが出たところで、燗酒をオーダーしました。
とりあえずは、「2合とお猪口3つ」とね。
こんなトコにネタが仕込まれてるとは思わんかったんですが、出てきたモンを見るとこれもネタでした。
ワンカップとはちゃうけど、こういう瓶詰めの日本酒を出されるとガクッと。
場末の立ち飲みやないねんから、銚子くらい用意しとこうよ・・・・。(T_T)
それとも正味1合あるって分かるようにしとかんと、ゴネる客ばっかりなんでしょうか?
カウンターに並んでる一つ100円ぐらいの料理を取って、立ったまま飲んでる時はええけど、ホテルの小ぎれいな食堂でこれはないですわ。
続いてのお料理は煮物。
「煮物でお店のレベルを計る」ってな食に詳しいヤツもおるとか、おらんとか。
「懐石」やと名乗って、手前ぇの料理を出す以上、それなりのもんを期待してました。
料理に口を付ける前に私が感じた雰囲気が伝わってるでしょうか・・・。
この写真はなんとなく実物よりマシに見えるのが残念です。
料理の味がどうこうって前に、盛りつけがだらけ切ってるような第一印象がありました。
例えば、普通の煮物を「和服を着慣れたシュッとした女性の浴衣姿」とすると、コレは「初めて浴衣を着たガングロ(←古ッ)のアーパー娘の浴衣姿」って感じです。
アホなヤンキー娘なんかが襟元や裾も気にせんとぐちゃぐちゃに浴衣を着てると日本の和ぁのええとこをけがすなって気分になるのと同じ
リゾートホテルやから、すんごい名店の煮物椀ってなモンは期待したらあかんとは思ってます。
しっかりした着物でなくても、あっさりした浴衣でええけど、スキッとした浴衣姿くらいはしといて欲しいですわ。
実際に食べてもねぇ・・・・、これがヘボいんですわ。
海老は、「弁当の惣菜で傷んだらあかんからギッチリ火を入れました」ってな茹で加減。
野菜たちは、「柔らかくておいしぃ〜」ってバカの一つ覚えに言うテレビ番組のレポーター向けでしょうか。
素材の歯ごたえなんか残らんグズグズ具合。
献立には先頭に、他の素材より一つ上に頭を出して「赤魚葛煮」と書いてあります。
魚の産地のことは、全く無知なんですが伊勢の海で「赤魚」って上がるんですか?
私は「赤魚」って名前を見ると、近所のスーパーで1匹100円でコチンコチンになって売られてる遠い遠い外国からやってきた魚しか頭に浮かばんのですよねぇ。
魚の名前で「赤魚」ってどないやねん?って思いながら、だいたいはパスしてるヤツとおんなじモンが旅先の食卓に上がるとねぇ・・・・。
葛をまとってブニョブニョした食感の身を味わうと、これまた親の敵やと思って煮込みまくったかのようなウェルダン。
自分で赤魚買うて来て、解凍して、粉打って、煮込んでももうちょっとちゃんと出来るんちゃうかなぁ・・・と悲しくなるほど。
赤魚じたいの質が悪くて、だれがどうやってもこうなるんかもしれませんけどね。
続くお料理は献立によると分類上は「焼物」になるようです。
「すずきソティ」ってなってるから、洋食やとは想像してもらえますよね?
ちまたで創作和食や創作懐石なんてモンが流行って、もう何年も経ちますね。
最初は目新しかったけど、盛りつけばっかりやったり、変な素材を組み合わせることだけを狙ったようなヤツが多くて、このごろは食傷気味やってことは何度か書いてると思います。
ここまでごく普通の和食とおぼしき料理が続いて、いきなり洋モンってのはかなり構えてしまいます。
やってきたお料理はこんなんです。
*スズキのソティとかいう料理
まずは見た目でどうですか?
私にはなんかもっさりして、30年位前に家庭の主婦が料理本を見ながら作った洋食ってイメージなんですが・・・。
盛りつけには自信が無くて、いつも自分の料理でも苦労してるんで、どこがどう悪いとか、こうしたらええのにとは言えませんが、なんだかなぁ・・・・と。
横っちょにおる「芝海老」なるもん、これってココにある必要あるんですか?
この料理を前にして、私の頭に浮かんだのは、
となりの大部屋のバイキングに出す料理を用意してる厨房。
居酒屋っぽいツマミも要るやろうと、海老の唐揚げを山ほど作ったばかり。
そいつがバットに山盛りになって、大きな作業台の上に置いてある。
で、懐石の盛りつけ担当になったバイトのヤンチャ系高校生が、
「ヨッシャ、懐石組にオレがサービスしたろ」
って、つぶやきながら山盛りの海老からひょいひょいと摘んで、一匹ずつ足してる図ですわ。
見ただけでも萎えるけど、食べたらやっぱりガックリやったのが、手前のアスパラ。
初めて料理する若ぁ〜い娘ッこが、加減も分からず茹でたんでしょうか?
アスパラの歯ごたえなんか全くなく、ブニョンブニョン。
冷凍のアスパラって、軽く火が通ってて、使う時には火加減に気を遣うんですが、冷凍品の茹ですぎでしょうか。
メインの魚に箸を付ける前に、気分がグダグダでしたが、食べ始めた他のメンバーから不思議な反応がありました。
「とにかく早よ食べてみぃー」
て、言われて「すずき」を一口食べてビックリ。
どエラい塩辛さでしたわ。
健康ブームなんかのはるか前に
「保存食は塩をキッチリ効かさなアカン」
と真っ白になるまで塩をまぶして作った塩鮭のようやと言うイメージして貰えるでしょうか。(^^;)
誹謗中傷にならんために書いとくと、そこまで塩辛くはないんですが、とてもじゃないけど食べられず全員がほとんど箸を付けずに残したのは事実です。
塩辛いのが残した理由ではありますが、料理としてみても残したくなるような代物でしたわ。
掛かってる得体の知れんソースについて献立で触れられてないのが不思議ですが、なんかのってり重いタレでした。
スズキ自体の火加減もムチャクチャで、食感としては干物を焼きすぎたようなパッサパサ。
ここまでマズイもんを作れるってのはちょっと信じられへんのんですけどねぇ・・・。
さっき登場させた、ヤンチャな男子高校生は盛りつけだけやなくて、メインも思いつきで作ったんでしょうか?
献立を考えながら冷凍庫をごそごそやってたら、いつ仕入れたか分からん冷凍の魚を発見。
とりあえず焼いて、業務用のソースをぶっかけといたけど、実はソレは冷凍庫で干からびてた干物すずきやったとか。
だれが作ったか知らんけど、味見だけはして出して欲しかったですわ。
*伊勢エビの小鍋
とりあえず小鍋を並べるってのも、ちんけな温泉旅館がやる定番で、チビコンロを見るだけでやや警戒してしまいます。
味の方は、伊勢エビのダシがでてまずまずでしたわ。
こう書くと珍しく普通の食べモンが出たと思うでしょ?
これが違うんですねぇ〜。
この宿の料理は「ブレなく」ハズしてますから、ちゃんとネタが仕込まれてたんです。
私の小鍋はツキが味方したのか、一応沸騰したんですが、5つの鍋のうち3つは沸騰に至らず。
沸騰した私の小鍋にしても、白菜に火が通るはずもなくシャッキシャキ。
3人は固形燃料をお代わりしてました、私はもうやる気が失せてたんで、ご遠慮申し上げました。
ザリガニの身はせせる気にもならず、ダシだけちょろっとすすッときました。
バイキングで泊った人の感想とか口コミ情報にチラホラと伊勢エビのみそ汁が旨かったって記述がありました。
それやったら最初からちゃんと炊いて、ザリガニが納まるサイズのお椀で出してくれた方が89倍マシですわ。
カッコだけのコンロで生煮えを食わされるぐらいやったら、だしがらの海老の殻もなしで汁と野菜でええんですから。
ここまで書いて、すでに両腕がだるいけど、まだネタは続きます。
次は献立上の分類では「強肴」となってる何かです。
強肴(しいざか)とは、本来メインの料理が終わった後にもうちょっと酒を勧める肴ってな意味ですよね。
そういう位置づけのモンとして「海鮮サラダ」「そば」ってどうなんですか?
この時点でなんかどっかオカシイと思うんですよねぇ。
で、出てきた料理がこれまた素晴らしい。
もちろんネタとして「素晴らしい」んですよ。
もっぺん確認ですが、料理は「海鮮サラダ」と「そば」です。
ちゃんと頭のなかで料理をイメージしてくださいね。
そうせんと私らが受けた印象の何分の一も楽しめませんから。
ジャーン、これがホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩の料理長が誇る「強肴」です。
あのー、私なんか盛りつけ担当の人に悪いことしました?
私は誰かに料理を作る時ってその人への気持ちを込めて料理してます。
このヒト皿に気持ちがこもってるとしたら、私への敵意ですか。
「オレのこと、キライなん?」って、面識のない相手に聞きたくなりました。
盛りつけは無視して、料理を見ると、海鮮サラダというだけあって、ベリーレアなむきエビ、ヒモつきのベビー貝柱、イカのカケラ 各1個ずつちゃーんとそばの上にあります。
掛かってるドレッシングが手作りやとしたら、市販の香味野菜系に似せるすんごい努力の結果でしょうなぁ。
ちなみに昆布が入ってるからヌル付くそばは、先日食べた堺名物の某せいろそばを意識してるのかも。
コシらしいモノを徹底的に排除して、非常に柔らかな茹で加減。
突っ込む気にもならんけど、献立では「オレンジ釜」となってますが、見事なクシ切り。
100均に売ってるような乾蕎麦でええから、茹で加減だけ真剣に見て、冷水でビシッと締めて、市販の麺つゆをぶっかけて欲しかったですわ。
この記事を書いてるとじゃっかんムカツキ気味ですが、食べてる時は気分悪いのを通り越して笑ってましたけどね。
やっと料理が終わって、御飯やと言われたんで、それで腹を膨らませるかと諦めモード。
献立上では「漁師御飯」となってますねぇ。
魚の身ぃが入ってるんやけど、正体はシャケかな?
飲んでた私は食べるのが遅れたんですが、オカンや妹がまたしても不思議な挙動。
「ええから早よ食べてみぃ」ってなセリフがまたしても聞こえました。
とりあえず一口食べると理由が分かりました。
このホテルの厨房には「うっかり八兵衛」さんがおるんでしょう。
きっと、味付けの調味料を計ってボールにでも用意してたのに、入れんの忘れて炊飯器のスイッチ押したんやと思いますわ。
味が薄いとかのレベルやなくて、まったく塩気?がございませんでした。
で、さらにもう一口を落ち着いて味わうと、妙に甘いんです。
よく見ると、昆布と椎茸らしいカケラがあったんですが、甘い佃煮かなんかが入ってたんでしょうか。
塩気の味付けを忘れてるから、甘さが妙に出っぱるんでしょうか。
〆の段階の御飯モンで甘さが気になると、かなりキツかったですわ。
私はまだまだ腹ぺこだったんで、あんまり味わわんようにして全部食べました。
他の何人かは、これもとてもじゃないけどよう食わんと残してましたわ。
というわけで、お料理終了。
コストを掛けんと、一応甘いモンを用意しましたって感じのデザート。
抹茶のええ香りのせんクリームと、どれか分からんけど杏仁豆腐やったようです。
一口だけ食べましたが、缶詰のミックスフルーツって感じの印象でした。
献立によるとデザートはこれだけのハズでしたが、もう一皿。
どうやら塩辛すぎたと伝えた上で下げて貰ったすずきのソテーに対するゴメンナサイの一品やったようです。
で、この1皿で注目すべきは左ッ側のオレンジ色の物体。
最初、季節柄からして柿かいなと思ったんですが、どうやらマンゴーのようでした。
サービスしてもうて悪いんですが、このマンゴーかなんかが苦いんですわ。
みんな白けてしもうて、自分の皿のオレンジ色の何かも苦いと確認したらもう食べる気にはならず。
最後の最後まで筋が通った素晴らしいお料理の数々でした。
どのあたりか忘れましたが、料理を食べながらふと頭に浮かんだのは、日清のカップヌードルノーマル味。
ネタのために書いてるんやなくて、妙にあのジャンクな味が食べたくなってましたわ。
で、皮肉な話なんですが、食事を終えて自販機コーナーをチェックするとカップヌードルが並んでたんですよねぇ。
品数だけ並べて、豪華ッぽさだけ演出するよう有名温泉地のへぼホテルに泊ったこともあるけど、食事中に本気でカップヌードルを食べたくなったのは初めてやと思います。
途中、休憩を挟まんとアカンほど長文になりましたが、これが今回の飲み食いの全容です。
翌日のチェックアウト時に、オカンは客室に備え付けのご意見用紙?に不満を書いた上でフロントのスタッフにも直接クレームを付けてたようですわ。
クレーマーのようなムチャ言うわけではなく、値切ったりもしてないですが、黙って金払うのだけは納得が行かんかったようです。
このホテルは、元々郵便貯金総合保養施設「メルパール伊勢志摩」やったそうで、それを近鉄グループが買収して2007年から今のホテル名でやってるようです。
郵政がらみでジャブジャブの予算を掛けた贅沢なハコを安く買いたたいて、朝食、夕食をバイキング、スタッフ極力少なめ、値段安めで再生させたってことでしょうなぁ。
効率を最優先に再生さたから、会席料理なんていうモンに対応出来る体勢やないんでしょう。
料理長やという人の名前を入れて検索したら、どうも大した和食の職人に見えるんですが、まさかこの日の厨房にはおらんかったんでしょう。
コンビニのカップラーメンに有名店の店主の名前が入るみたいに、監修だけしてるんちゃいますか。
監修だけでも、こんな料理を近鉄系列のホテルで出してええんかと問いただしたい気分ですけどね。
朝メシでも晩メシでもバイキングのカジュアルさが好みに合う人も多いことでしょう。
それはそれで宿のやり方やからええと思いますわ。
せやけど、そういうスタンスやったら、別料金で懐石が出来ますなんてことは、口が裂けても言うたらアカンでしょ。
それをやってもうたら単なるボッタクリか、騙し、詐欺の類になってまいますわ。
近鉄グループの大きな看板を背負う以上、誠意を持って出来んことは出来んと言わんとね。
晩メシにバイキングは好みじゃないけど、それしかないと承知して泊まると決めてたらこんながっかりはしてないと思いますわ。
ここ10年くらいのスパンで見てもガッカリ度はトップやし、うちの身内ではこれからも何年もネタとして語り草になること間違いなし。
ほんまスゴイ体験をしたもんです。
<この宿に泊るか検討してる方へ>
バイキングが嫌やったら、他の宿を探すべきです。
料理はそこそこのバイキングやと割り切れば、ええ宿になるでしょう。
間違うても、割増金払って会席コースを頼んだらアカンと忠告しておきます。
*全文に目を通してくれた方へ
いつも以上にだらだらした長文を読んで頂きお疲れさまです。
読むだけでも大変だったでしょう。
もちろん書く方もかなり大変でした。(^^)
一本前のティーザー記事に反応してくれた皆様、こんな仕上がりになりましたが、表現力のショボさをお許し下さい。